吉野氏も推奨!四季折々で楽しめる京都の名所
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吉野勝秀さんが京都の名所を紹介!!
京都は日本有数の観光地として日本人だけでなく外国人にも人気のある都市です。
そして京都と聞いて一番に思い浮かべるのはやはり神社仏閣ではないでしょうか。
金閣寺に銀閣寺、平安神宮に八坂神社などの有名スポットから、上賀茂神社、下鴨神社、清水寺に仁和寺、平等院など世界文化遺産となっているものまで、一日で廻りきれない程の神社仏閣があります。
それ以外にも坂本龍馬が1866年に襲撃を受けた寺田屋跡地や、新撰組が最初に駐屯した場所でもる壬生郷士八木邸など歴史好きの人なら必ず訪れたいスポットも豊富にあり、これこそが日本だと思わせるような歴史ある風景に囲まれている場所は日本全国探しても他にはないと言えるのではないでしょうか。
京都好きで有名な吉野勝秀さんも、京都の魅力はいつも鼻息荒く語っておられます。
参考・・・吉野 勝秀
もちろん、伝統ある京の街を何日かかけて一度で巡るのも楽しみ方の一つと言えますが、その他にも春夏秋冬、一年を通してその時期だからこそ楽しめる観光地やイベントが盛りだくさんなところも魅力の一つです。
桜の名所が多数ある京都
まずは春と言えば桜ですが、桜の名所なら日本国内に多数あるものの、歴史ある建造物に添えられた桜の風景は格別なものです。
例えば世界遺産になっている天龍寺にはソメイヨシノをはじめ約200本もの桜が植えられており、中でもしだれ桜がおすすめです。
天龍寺は庭園が特別名勝にもなっているので合わせて鑑賞すると春の桜の季節にだけ楽しめる景色が堪能できますよ。
また、仁和寺の御室桜は「仁和寺や足もとよりぞ花の雲」や「ねぶたさの春は御室の花よりぞ」といった和歌でも有名です。
高さ2メートルほどと背丈が低いのが特徴なので、桜と距離が近く間近で鑑賞できるので、まるで桜のトンネルの中にいるような気分を味わえるでしょう。
御室桜は遅咲きなので通常の桜の時期を少し逃してしまった人でも仁和寺ならまだ楽しめるかもしれません。
そして初夏には葵祭が上賀茂神社と下鴨神社で行われます。
葵祭は平安時代から行われてきた歴史の古い祭で源氏物語にも登場し、現在でもたくさんの見物客で賑わっています。
まるで平安絵巻のような世界観を楽しめるのが葵祭の魅力です。
古来から楽しまれている伝統的な行事に触れつつ、歴史を感じてみるのも風情があります。
祇園祭やお盆の時期に行われる五山の送り火
続いて夏の京都ですが盆地であるがゆえに非常に蒸し暑く、気候的には決して恵まれているとはいえません。
それでも夏にたくさんの人が訪れるのは日本三大祭りにも選ばれている、祇園祭やお盆の時期に行われる五山の送り火など、京の夏を彩る代表的な行事があるからでしょう。
祇園祭は7月1日から1ヶ月間かけて行われる長い祭ですが、その中でも宵山や山鉾巡行が最も人気のある行事であり、豪華な装飾品で飾られた山鉾が四条通から河原町通へ、そして御池通から新町通へと街中を練り歩く様子は圧巻です。
五山の送り火は8月16日に如意ヶ嶽という山などで行われる送り火の事で如意ヶ嶽の「大文字」、西山及び東山の「松ヶ崎妙法」船山の「舟形万灯籠」、左大文字山の「左大文字」曼陀羅山の「鳥居形松明」と五つの山で点火され、夏の夜を彩る送り火は幻想的なものとなります。
また、盆地特有の猛暑を少しでも快適に過ごす工夫として、鴨川沿いには納涼床が設置され、料理が提供されるのも夏の風物詩として人気を博しています。
この納涼床は鴨川だけでなく貴船や高雄、高峯などでも楽しむ事ができるので、好みの場所で納涼を楽しむのも風流な過ごし方となるでしょう。
紅葉の名所として有名なのは嵐山
さらに秋には紅葉が見頃を迎えます。
紅葉の名所として有名なのは嵐山です。
赤色や黄色に染まった嵐山と桂川にかかる渡月橋の風景は時間を忘れて見入ってしまうほどです。
また、トロッコ列車から眺める紅葉も風情がありますし、ライトアップもしているので日中だけでなく、夜ならではのロマンティックな風景も楽しめます。
嵐山以外にも、清水寺や高台寺、圓徳院などでもライトアップの紅葉が楽しめるので、カップルで素敵な秋の夜を過ごすのもいいでしょう。
吉野勝秀さんも秋の京都は風情があって大好きだそうです。
雪景色の中できらびやかに輝く金閣寺
盆地は夏は暑く冬は寒いと言われているだけあって、京都の冬はとても寒いです。
だからこそ普段見る事のできない景色を味わうには冬に訪れるのもおすすめです。
一番の見所は何と言っても雪景色の中できらびやかに輝く金閣寺です。
他にも清水寺や枯山水で有名な龍安寺、朱色が映える平安神宮も雪が積もると普段とは違う風景を観賞する事ができます。
ぜひ、天気予報をチェックして雪景色の中に広がる名所の風景も楽しんでみてください。
狙い目は雪が降った後の晴れた日です。
このように、京都は数々の観光地を訪れるのはもちろんの事、同じ観光地でも四季折々の楽しみ方ができます。
一度ならず二度三度と何度も訪れたいと思わせる魅力的な場所だからこそ、国内外を問わず多くの人から愛される観光地として長年不動の人気を誇っているといえます。
これまでに一度は京の街を訪れた人は数多くいると思いますが、一度行った事のある季節以外にも訪れて違う顔をした京都を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
最終更新日 2025年7月8日 by iafpe