• 2025年8月5日

教えて三好さん!忘年会の幹事の仕事

年末が近づくと気になるのが忘年会の予定です。

幹事に指名されてしまうと、何から始めて良いのかわからないという人も多いと思います。

幹事は会社の新人がやる、という会社も多く失敗しないようにと緊張してしまいます。

失敗しないためにも、忘年会の幹事が行う事前準備や会場選び、当日の大まかな流れなどを把握しておくことがオススメです。

全国各地のグルメ情報を集めている三好祐司さんにも色々と聞いてみました。

三好祐司ポイント1: 忘年会の日時の決定

全体の流れをつかんでから準備を進めていくことが、失敗しないためには大切となります。

まず幹事の準備にすることは、忘年会の日時を決定して全体に連絡を行います。

どれぐらいの人が来るのか来ないのか出欠を確認し、会場と予算を決定します。

予算は男性と女性で差をつけるのか、お酒を飲む人と飲まない人で差をつけるのかなどを考えてから決めます。

当日に行う開会、乾杯、締めの挨拶をする人に依頼をして、会計や司会、当日の受付、景品の買出しなどのサポート役を確保することも重要です。

基本的には雑用とまとめ役、連絡係として働きます。

他にも二次会があるようであれば、そこの会場も確保します。

参加人数が多ければ多いほど、自分一人だけで処理をするということは難しくなります。

別に恥ずかしいことではないため、必ずサポート役を誰かに依頼するようにしていきます。

三好祐司ポイント2: サポート役の務め

サポート役としては、気軽に話すことのできる同期、同じ部署の気軽に話せる年の近い先輩、直属の上司、経理の人などがオススメです。

同期であれば相談するときにも心理的な負担が少なく、話せる先輩であれば去年の様子などを聞くことが可能です。

ただし、目上の上司の人をサポート役にすることによって、目上の人に挨拶をお願いするときのマナーなどを確認してもらうことができます。

また、お金を使うイベントのため、経理の人にサポートを頼むことによってお金の徴収などの収支をしっかりしてもらえます。

三好祐司ポイント3: 会場選び

会場選びは幹事の、とても重要な仕事となります。

選ぶときの基準としては、人数と予算、広さの三つを中心に考えていくことがポイントです。

まず、大雑把でも良いため参加できそうな人数を把握しておきます。

その上でその人数を収納できる広さのあるお店を探していきます。

細かい人数は後からでも変更が利くため、だいたい何人くらいで利用したいのかを店側に伝えます。

予算は、店の飲み放題プランや忘年会コースなどを選べば無難な値段となると考えられます。

店によっては人数で値段交渉もできることも考えられるため、値段交渉のできそうな店であれば値段交渉を行ってみるのもオススメです。

会場としては、居酒屋やホテル、旅館の宴会場、貸会議室などを選ぶことができます。

ビンゴ大会や余興などを考えている場合には、居酒屋などの店でやるよりもスペースがありステージの作りやすい宴会場の方がオススメとなります。

ステージがある分スムーズに進行することが可能です。

貸会議室は会議に使うものと思っている人も多いですが、パーティープランも充実しており、グループホテルからケータリング料理を届けてもらうことなどができます。

セッティングから終了までをスタッフに行ってもらうことができ、手軽にホテルの料理を楽しむことができるプランとなっています。

三好祐司ポイント4: 当日の流れ

当日の流れとしては、まず一番偉い人に開会の挨拶をしてもらいます。

次に、乾杯は少し偉い人にしてもらい、歓談を行い、場が盛り上がった頃にビンゴゲームや余興を行います。

頃合いが良い頃に締めの挨拶を2番目の偉い人に行ってもらい終了です。

当日の役割は会が滞りなく進むように仕切るようにしていきます。

挨拶をお願いした人に出番を伝えたり、時間や頃合いを見てゲームなどの準備をすることなどが中心となります。

会場はほとんどの場合、時間制になっているため時間管理をすることが重要です。

場が盛り上がるかは置いておき、トラブルなく進行することが仕事といえます。

場を盛り上げたいという場合には、ビンゴゲームなどを行うときに景品に気をつけることがオススメです。

様々なものがありますが、高い景品から手頃な景品まで様々なものがありますが、どんなものでちょっとした喜ばれるものを用意することがポイントとなります。

5万円以内の予算であれば、ディズニーランドのペアチケットや松坂牛やカニなどの食材がセットになっているものが人気となっています。

プレイステーション4やビデオカメラ、ダイソンの掃除機などの家電製品も人気です。

3万円以内であれば、ディズニーやUSJなどペアチケット、ノンフライヤー、ホームベーカリー、布団クリーナーなど欲しいけれど自分ではなかなか買いにくいものなどがオススメとなっています。

2万円以内ならホットプレートやフードプロセッサー、電子レンジやカニ、ランチクルーズなどが人気です。

まとめ

様々な価格帯で選ぶことができますが、商品券は高額なると給与課税となってしまうため5000円を最高額とすることが無難です。

また、下ネタを入れてくる人もいますが、女性に嫌がられるため控えるようにします。

忘年会には、さまざまなジャンルの料理が楽しめ、広い座敷のある店やいろいろな大きさの個室がある店があるので大手が運営するお店がオススメだと三好祐司さんは言います。

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最終更新日 2025年7月8日 by iafpe