子供の不調は小児科と耳鼻科を使い分けましょう
iafpe
- 0
耳鼻科は、鼻・耳・喉を専門に見てくれる診療科です。
小さな子供から耳が遠くなってしまった年配の方まで幅広い世代が受診する科でもあります。
総合病院の耳鼻科では、他の科に比べて混雑していることが多く、鼻や耳、喉に違和感を覚えたり、不快に感じていることがあるようです。
小さな子供の場合、中耳炎の時や鼻水が止まらない時などにかかるイメージがありますが、風邪の時に受診している人は少ないようです。
その理由は子供の不調は小児科を受診しなくてはいけないと感じているからでしょう。
子供は耳鼻科で解決する症状も多い
しかし、風邪は別名上気道炎。
上気道に関しては耳鼻科は専門家です。
発熱や下痢、嘔吐などの症状はなく、鼻水やくしゃみ、咳、タンなどの症状の場合は耳鼻科を受診する方が治りが早いとまで感じている人がいるぐらいです。
風邪はウイルスによるものなのか最近によるものなのかで異なりますが、体の中から排除されれば回復することができるものですので、あまり心配することはありませんが、小さな子供の場合には自分の体調を訴えることが難しいので、病院を受診するのが一般的です。
ちょっとした風邪は耳鼻科を受診する
また、風邪を治療するのは体の免疫細胞である為、薬を絶対服薬しなければ治らないというわけではないのですが、症状を緩和させてあげることはできます。
小児科でもそれぞれの症状に合った薬を処方してもらうことはできますが、小児科の先生はあくまでも子供の病気の全般を担っているのであって、耳や鼻、喉の専門家ではありません。
その為、鼻づまりが酷い場合に吸引することもできませんし、中耳炎を改善してあげることもできません。
小さな子供の場合、風邪を引くのはよくある話ですし、風邪から中耳炎や副鼻腔炎に発展することもよくあるでしょう。
その為、ちょっとした風邪の症状が出ている場合には耳鼻科を受診すると悪化する前に対処することが期待できます。
子供の症状に合わせて、小児科と耳鼻科を使い分けてあげるのがおすすめです。
最終更新日 2025年7月8日 by iafpe