子供の喘息と食事の関係
iafpe
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子供の消化能力は大人に比べて未発達なので、うまく消化吸収できなくて食物アレルギーを発症することも多いです。
また、食べ物の影響で喘息を発症することもあります。
喘息の原因は、ちりやほこり、運動、風邪、ストレスなどいろいろあります。
これ以外の要因として、食物アレルギーがトリガーになって喘息が起きてしまうことがあります。
アレルゲンには、卵、牛乳、エビ、ピーナッツ、そば、などのアレルゲン表示が義務化されているもの以外にも、タケノコや香辛料などもあります。
アレルゲンは子供によって違うので、以前食べてアレルギーを起こしたことがあるものは避けるようにしましょう。
食物アレルギーがなくても、食べ過ぎは横隔膜の機能を鈍くして呼吸を妨げるので注意が必要です。
満腹は避けて、腹7〜8分目に抑えるようにします。
また、冷たい食べ物や飲み物は気道を刺激して喘息発作を引き起こす原因になります。
唐辛子や胡椒などの香辛料も気道を刺激して発作を引き起こすことがあるので、注意が必要です。
逆に、喘息予防に役立つ食品もあります。
喘息は気道が炎症を起こしている状態なので、その炎症を抑えれば症状の予防に役立ちます。
炎症をしずめる作用があるのは、ビタミンC・Eです。
ビタミンCは果物、葉野菜、根菜類などに多く含まれています。
ビタミンEは緑黄色野菜や、アーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
そのほか、咳止めとして使われてきた歴史がある、黒豆、ユリの根、銀杏、などもオススメです。
ただし銀杏は食べ過ぎると具合が悪くなることがあるので、食べ過ぎないようにしましょう。
果物にはビタミンCが含まれていますが、グレープフルーツ、メロン、キウイ、などでアレルギーを起こす人は食べないようにしましょう。
ほかには、根菜類でもタケノコや里芋は気管支を収縮させるアセチルコリンという興奮物質を含んでいるので、避けたほうが良いです。
気道を刺激しないように、ビタミンC・Eを摂取して炎症をしずめることがポイントです。
最終更新日 2025年7月8日 by iafpe